『舞台』を読みました
先日、西加南子さんの舞台を読みました。
とても面白くて、吸い込まれるように読み、一日で読みきりました。
この本を読んで、自分の中にある気がつかなかった自意識に出会いました。
知らない間につけていた仮面、誰に対してかわからない恥ずかしさ、私たちが知らない間に意識していた他人の目など、そういえば自分の中にも主人公のような心があるなぁ、と再確認しました。
そして案外、その自意識が私の本当にやりたいことをじゃましていることがある、ということにも気づきました。
しかし、じゃあ自意識自体がなくなればいい、という展開でもなく主人公の成長とともに自意識に対する考え方が変わっていった所が個人的に面白かったです。
クーラーかかった部屋で冷たいお茶を飲みながら、是非読んでみてほしいです。
私もこれから何度も読むでしょう。