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今週のお題「好きなスポーツ」
好きなスポーツといえば、バレーボールです。
小学校3年生から6年生までの間、地元の小学校のスポーツ少年団に入って活動していたのです。
というのも、隣に住むお姉さんがそのチームのキャプテンをしていて、見学に行くことになり、その流れで入団したのだ。
そのチームはなかなかの強さで、全国大会まではいかないけれど、その前の退会でベスト4か8には入るくらいの強さだった。
そのため練習は週に3回。
それまでは毎週家族で出かけていた土日はすべてバレーボールになった。
そのチームに入団してからは、バレーボール一色の毎日だった。
どうしたら上手になるのか、試合に勝てるのか、先輩たちと仲良くするためにはどうすればいいのか、そんなことばかり考えていた。
そんなこんなで、5年生になった頃、1つ上の学年のチームのレギュラーメンバーとして毎試合出場するようになった。
うれしかったし、楽しかった。
基本的にレシーブ要員としてだったので、アタックを打つことは少なかったが、相手の強いアタックをすべりこんで床ぎりぎりのところで受け止めたときなんかはゾクっとした。
そんな感じで大好きだったバレーボールだが、中学生のころにはやめてしまったのだ。
理由は表向きにはけがだ。
どうしても腰がいたくなってしまうのだ。整骨院、整形外科など様々なところに行ってみてもらったが、はっきりとした理由はわからなかった。
でも、がんばればがんばるほど痛みは強くなり、起き上がるのもしんどい日もあった。
子供ながらにこのまま続けていたら、本当に私の体は悪くなってしまう、と思ってバレーボール部に入るのはやめたのだ。
ちなみに中学校は毎年全国大会にでる強豪チームだった。
だから、この体の状態でその部活に入ってもレギュラーになれない、とも思ったのだ。
今現在レギュラーで試合に出ている自分が、レギュラーになれない可能性があるのにバレーボールをする自信がなかったのだ。
そして、当時弱いチームだったテニス部に入部した。
テニスの練習は楽なものだったので、腰痛はでなかった。
しかし、テニスの練習をしていてもバレーボール部が気になり、本当はバレーボールがしたいのにな、という気持ちは消えなかった。
そして何度も後悔した。どうしてバレーボールをしなかったのか、と。
その後悔は、実はつい最近まで続いていた。
私が子供を出産するまで。
なんとなく、わたしは理由をつけてやりたいことから逃げたような気がしていたのだ。
腰の痛みだって工夫したら治ったかもしれないし、もしかしたらレギュラーにだってなれていたかもしれない。
やってみてからやめてもよかったのだ。
こんな風に後悔は長く続いたのだが、なぜか子供を出産してから、その後悔はなくなったのだ。
きっと出産で死ぬかもしれない、という気持ちになり、{安産でしたが自分史上1番の痛みだったため}命の有限性を感じたからだ。
出産ってすごい。
あっ。そうだ。
今からやったらいいんだ。別に中学生のころだけじゃなく、今でもできるんだ、ということに突然気づいたのだ。
私は過去にやらなかった、ということばかりにこだわっていただけで、今からでもできるということに気づいていなった。そして上手になる、ことが当時の楽しみだったけれど今なら違う角度から楽しめるような気がした。
考えてみたら、あらゆることはいつからでもできるのだ。
普段は忘れがちだが、いつからだって始められるのだ。
それはバレーボールだけじゃない。
これからは自分がしてみたかったこと、やりたくてもできなかったこと、今やりたいことを怖がらずやってみるようにしていきたい。
まずは、ブログを楽しんで書いていきたい笑。